1.山形花笠まつりが毎年開催されるのは、何月上旬の3日間ですか?

A.9月

B.8月

C.7月

ヒント                                        東北地方の夏祭りの多くは、お盆に近い時期に集中して行われます。

B.8月

山形花笠まつりは、東北四大祭り(または五大祭り)の一つとして数えられることが多い、8月上旬に開催されます。

  • 青森ねぶた祭(青森県青森市):色彩豊かで巨大な武者人形の「ねぶた」が街を練り歩く迫力のある祭りです。
  • 秋田竿燈まつり(秋田県秋田市):竹竿の先に多くの提灯を吊るした「竿灯」を、熟練した妙技で操る祭りです。
  • 盛岡さんさ踊り(岩手県盛岡市):太鼓や笛の音に合わせて、華やかに踊るパレードが中心の祭りです。
  • 山形花笠まつり(山形県山形市):花笠を手に、「ヤッショ、マカショ」の掛け声とともに「花笠音頭」を踊る祭りです。
  • 仙台七夕まつり(宮城県仙台市):豪華で美しい七夕飾りが街を彩る祭りです。 

2.花笠まつりの踊り手が頭に被る「花笠」に飾られている、山形県の県花は何ですか?

A.菊

B.桜

C.紅花

C.紅花(べにばな)

花笠まつりの象徴である花笠には、山形県を代表する紅花があしらわれています。

なぜ紅花が有名になったの?

山形が紅花で有名なのは、江戸時代に最上川流域の気候や土壌が栽培に適し高品質の紅(べに)を多く生産できたこと、そして最上川の船運が京都などの主要消費地と結び、日本一の紅として確立できたためです。京都に持ち運ばれた紅花は染料として着物(友禅染)や化粧品口紅・頬紅の原料となり、現代まで続く伝統(紅花染め、口紅)を形成しました。紅花商人は、行きに紅花、帰りに上方からの物資(塩、茶、魚など)を運び財を成し、山形城下町のにぎわいを支えました。

3.花笠まつりの起源は、次のうちどれに最も関連が深いですか?

A.山形城主の凱旋祝い

B.豊作を願う農耕儀礼

C.農業用ため池の築堤工事

ヒント                                                  祭りのルーツとなる踊りの歌(花笠音頭)は、かつての労働歌がもとになっています。

C.農業用ため池の築堤工事

  • 花笠音頭の元歌は、大正時代に尾花沢市で行われた徳良湖(農業用ため池)の築堤工事の際の労働歌(土突き唄)です。
  • 作業員たちが息を合わせるために歌い、被っていた菅笠(すげがさ)を回して踊ったのが花笠踊りの原型とされています。

4.花笠まつりの踊りの際、踊り手が威勢よく唱える有名なかけ声は何ですか?

A.ヤッショ、マカショ!

B.ソイヤ!ソイヤ!

C.ワッショイ!ワッショイ!

ヒント                                                    このかけ声は、「やりましょう。まかせてください。」の意味があるとか...

A.ヤッショ、マカショ!

この「ヤッショ、マカショ」は、山形花笠まつりを象徴する伝統的なかけ声です。

「やっしょ、まかしょ」は、土木作業の際に息を合わせる掛け声「土突き唄」に由来し、労力をねぎらい、息を合わせる意味が込められています。また、「やりましょう、まかせてもらいましょう」という意味合いもあるとされ、山形市民の意気込みを示す掛け声でもあります。 

5.花笠まつり最大の特徴である「花笠」の形は、山形県の何を表しているとされていますか?

A.稲穂や波打つ紅花の波

B.紅花が咲き誇る畑

C.山形県内の主要な山々

ヒント                                                          祭りが開催される夏から秋にかけての、豊かな実りの風景を想像してみてください。

A.稲穂や波打つ紅花の波

豊穣を願う稲穂や、風になびく紅花の波といった、広い畑の情景を表現していると言われています。

6.山形県で最も広く栽培され、高級さくらんぼの代名詞とも言える品種は何ですか?(2025年)

A.紅秀峰(べにしゅうほう)

B.佐藤錦(さとうにしき)

C.高砂(たかさご)

ヒント                                      この品種名は、開発者の名前と、彼が住んでいた地域の名前から名付けられました。 

B.佐藤錦(さとうにしき)

この品種は、日持ちが良く、甘みと酸味のバランスが優れていることで「さくらんぼの王様」と呼ばれています。

7.いも煮の始まりはいつ頃の時代でしょう?

A.平安時代(約1,000年前)

B.江戸時代(1600年代半ば頃)

C.昭和時代(1900年代前半)

ヒント                                                  山形県の歴史において、最上川を使った物流が非常に盛んだった時期を思い出しましょう。

B.江戸時代(1600年代半ば頃)

最上川舟運が栄えた江戸時代初期、船頭たちが河原で鍋を囲んだことがいも煮の起源として有力な説です。

8.いも煮の始まりにおいて、船頭たちが地元産の里芋と一緒に煮ていたとされる、積み荷の「魚介類」は何でしょう?

A.サケ

B.棒鱈(ぼうだら)

C.ニシン

ヒント                                                   日持ちがするため、遠方から運ばれてきた「干した魚」を思い出しましょう。これは京都の郷土料理「芋棒」の具材でもあります。

B.棒鱈(ぼうだら)

京都方面からの荷物として運ばれてきた棒鱈を、手に入れた里芋と煮たことが、いも煮の原点とされる説が有力です。「牛肉」が、いも煮の具材として使われ始めたのは明治以降に牛肉食が広がり、特に山形内陸部の畜産が盛んになった大正末期から昭和初期頃に、牛肉入りいも煮が広まりました。

9.松尾芭蕉が「閑(しずか)さや 岩にしみ入る 蝉(せみ)の声」という俳句を詠んだことで知られるお寺は?

A.立石寺

B.中尊寺

C.清水寺

ヒント                                                 通称「やまでら」と呼ばれています。

A.立石寺

通称「山寺」と呼ばれ、1015段の石段を登って参拝する絶景スポットです。

正式名称: 宝珠山 立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)

1015段の石段: 登山口から奥之院までは1015段の石段があります。「一段登るごとに煩悩(ぼんのう)が一つ消える」と言われる修行の道です。芭蕉もこの石段を登りながら、巨岩や奇岩が織りなす風景に圧倒されました。

10.山形県には東北で唯一の国宝建造物があります。次のうちどれでしょう。

A.立石寺

B.羽黒山五重塔

C.銀山温泉のレトロな旅館群

この写真を見てどれかわかるかな?

B.羽黒山五重塔

山形県鶴岡市にある羽黒山五重塔(はぐろさんごじゅうのとう)ですね。 山形県を代表する精神的な聖地であり、東北地方で唯一の国宝の五重塔です。平将門(たいらのまさかど)の伝説: 創建はさらに古く、平安時代中期(930年代頃)、あの平将門が建立したと伝えられています。現在の塔は再建されたものですが、非常に長い歴史を持つ場所です。

爺杉(じじすぎ): 五重塔のすぐ近くに、樹齢1000年を超えると言われる巨大な杉の木「爺杉(国指定天然記念物)」があります。かつては「婆杉(ばばすぎ)」もありましたが、明治時代の台風で失われてしまいました。

  • この巨木と五重塔が並ぶ姿は、自然の力強さと人間の祈りの結晶が調和した絶景です。